ご老幸の言葉杖

長年の間に書き溜めた言葉達『人生の応援歌』。老いゆく自分に、そっと付き添ってくれた希望や夢や勇気の友です。

散歩がつくる幸福脳

 

ゆずりあいの風景)
 
脳は見慣れた風景とは異なる物を捕らえると、
「おや?」っと知らせてくれます。
見慣れていると脳はスルーしてしまう。
ここに発見の面白さがあります。
異質な事物や事象を見るクセがついていると、
自然とそちらに目がいくように、
なってくるわけです。
 
新しい情報を脳に入れることは、
記憶脳である海馬を活性化させますから、
脳をいきいきさせてれる。
ボケ防止にもなるわけです。
 
何でもない風景に気持ちを寄せることから、
様々なこころの想いがわいてきますね。
 
実は気持ちを寄せる」ことは、
風景をみる~状況を理解する~感情がわく
という過程から、ここでは
タンポポtとツクシの
それぞれの立場が見て取れますね。
 
一本のつくしがが何処にもいけずに、
ここで申し訳なさそうに生きている事を、
温かく見守っている、
そのたんぽぽ達の姿に、
心が動きます。
「いらっしゃい、みんないっしょだよ」
(言ってるみたいだな・・・)内言葉
こんなタンポポの優しさが見て取れます。
 
ここから観察者に生まれるのは、
互いに分かち合うという共感です。
この共感が、私たちに思いやりという
優しさを生みます。
ここから人に親切にしたいという
共助の精神が育ってきます。
 
この思いやりは、
老後にとって非常に大切な心だと
個人的に思っています。
思いやりを親切に昇華させていくと、
その好意が自分自身を幸福感で包みます。
脳ホルモンで言うと、セロトニンでしょうか。
 
こんなことから、
アイメモは、脳の活性を促す
だけでなく、心育てもできると、
日々、実践しています。
 
(注)想いは人それぞれです。
ここではあくまで私、個人的なものです。
生活環境や経験やその時の感情の状態で、
人それぞれに湧いてくる想いは違います。
自分の想いや感情を大切にしてください。
例えば、
ある人は、
「他人の環境で頑張っているツクシ」~頑張り
ある人は、
「きれいなたんぽぽさんと一緒嬉しいな」~ラッキー
このように、・・・人、それぞれです。
いずれにしても、
発見の珍しさが 脳を刺激し、
感情の想いが心を育ててくれます。