ご老幸の言葉杖

長年の間に書き溜めた言葉達『人生の応援歌』。老いゆく自分に、そっと付き添ってくれた希望や夢や勇気の友です。

「お!!・・・」

1秒カシャ元気1発!
   頑張っているものを見ると、元気が出る。
 

 金網に引っかかる一枚の枯れ葉
 
~まだまだこれからの風景~
晩秋の風が、ほほに冷たい季節が
やってきた。
北風に強引に吹飛ばされていく、
軽くなった落ち葉たち。
東へ西へはたまた見知らぬ土地へ、
落ち葉たちは去っていく。
自分の人生の着地点をみつけに。
 
「おや?・・・」
そんな終末の命の中に、
「まだまだ、まだ早い、これからだ」
こんな声がしてきそうな、
風景が・・・。
 
金網にぐっとしがみついて
冷たい北風に逆らっている一つの命
手を離せば、共々と同じ末路。
自らの命の可能性に賭けてるような
落ち葉の姿であった。
 
人の生きゆく姿もこれに似ていまいか。
 
くずれゆくことにまかせるのも人生だが、
一日でも輝けるのならその力を持ちたい。
 
人の心は気持ちしだいで老いもするし、
若さも湧かせられるのではないだろうか。
 
与えられた尊い人間としての自分の命を、
今ある限り、輝かせていきたいと思う。
 
夢や希望に年齢はない  のだから・・・。