ご老幸の言葉杖

長年の間に書き溜めた言葉達『人生の応援歌』。老いゆく自分に、そっと付き添ってくれた希望や夢や勇気の友です。

自分を好きになる

~こんなことやってます~


今回は「セルフ回想」について、です。

幸せってなんでしょう・・・?

これは形では現せませんよね。
もちろん、お金や趣味や<スポーツや映画など>
自分好みの贅沢品に囲まれた生活など、幸せかも
しれません。
これは幸せの形を言い表したものですね。

しあわせはあくまでも自分の中にあるもの、
しあわせと感じる感情をわかせることができる時、
「なんとなく・・・」
このなんとなくからわいてくる
感情がしあわせではないかと思います。

ですので形や物や表現されたものでなく、
それらからわいてくる温かな感情ではないかと
思っています。

特に老後はこのしあわせ感を持つことが
大切ではではと思います。
色々な環境や趣味からしあわせを獲得できるで
しょうが、
今回は、少し変わって、
しあわせ感をじわ~っとわかせられる
一つの方法をご紹介します。

それが回想という心理療法です。
一般に回想は過去の思い出をその当時の
懐かしい物や品で行います。
それも、グループでやることを基本として
いるようです。
昔の写真やおもちゃや絵などを利用します。

難しいことはさておき、ここでは、
私独自の「セルフ回想」をご紹介します。
私がやっていること・・・?
一人の時に癒やしの音楽を聴きながら行います。


これは自分を客観的に観るという瞑想的な
方法です。
この時、もう一人の自分は完全にもう一人
の本当の自分に見られているわけです。
今の自分がもう一人の自分を観ることは、
あたかも自分のドラマを見ているようです。

では、回想してみみましょう。
静かに目を閉じ音楽を聴きます。
<私の場合は、レイモン・ルフェーブルです>

買い物から帰る私の姿が見えてきます。
この暑い日にも関わらず、買い物は命のつなぎ
ですから。
汗を拭う自分がトコトコと歩いていきます。

スーパーから自宅までの買い物帰りの光景を、
客観的に今の自分が見ているわけです。
このして社会の中の自分という存在を知ることで、
もう一人の自分から自分自身を認めるわけです。

こうすることから、
自分を大切に思う気持ちや自己肯定感が
生まれてきます。(自分ていいなあ・・・)
また、今はいないペットとの思い出や、
若き頃の仕事の現場の自分など、
場面設定はいくらでも出来ます。

また、ペットとの生活なども回想にはぴったりです。
私が玄関をあけると、
奥の方からとことことこと駆けてきます。
私を引っ張るようにして甘え・・・。

こんな場面を回想することから、
しあわせな感情が溢れてきます。
このようなしあわせ感を育てていくことから、
日頃のちょっとしたことからも、幸福な気持ちが
持てるようになります。

幸福のための理論を学んだり、
本を読んだりするより、
簡単で確実に、
自分らしい幸福感が育ってくるでしょう。

何を思い、どんなふうに考えるか、
ここから生まれてくるのが、幸福や不幸と思います。
いいことを思い、いい方に考えるようにしています。
ここ言葉が、いい感情をわかせてくれるんでは
ないでしょうか。