ご老幸の言葉杖

長年の間に書き溜めた言葉達『人生の応援歌』。老いゆく自分に、そっと付き添ってくれた希望や夢や勇気の友です。

これって???

病の戦い第二回です。

それは76歳の時でした。
夜半に左腕の二の腕が痛み湿布を貼ってみました。
この痛みは普通の痛みと違い、激痛です。
寝ることも出来ないほどの症状でした。

 

あまりひどいので次の日、整形外科に行ったのです。
レントゲンなどの検査をして「頚椎脊髄症」とのことでした。
首周りのリハビリ、温熱照射とマッサージをしました。

次の日に左腕をもんでいるときに、そこに湿疹があるのが
気になりました。
またその整形に行きましたら、

「ああ、それは日光皮膚炎ですね」
といわれ、湿疹の軟膏をだされました。
「でも、いつも長袖ですから日にはあたっていませんよ」
「ああ、それでもなるときはあるんですよ」
どうも納得が行かない一夜を過ごしました。

 

痛みは収まらなし湿疹はでるし、本当に診断の結果は
正しいのだろうか?

骨の病気で湿疹が出るのはおかしい?
2日で湿疹が二の腕全体に広がり驚きました。

納得できないので翌日、今度は皮膚科にいったのです。
その時、発生してからすでに6日経っていました。

 

「いや~もう少し早ければ良かったですがね。
でも大丈夫ですよ。必ず治りますからね」
(いや~間に合ってよかった!!俺の考えが正しかった)
病名は帯状疱疹でした。

 

ワクチンを接種して痛み止めの薬をもらい湿疹の塗り薬
を処方してもらいました。
発症して即ワクチンを打てば後遺症は残らないそうです。

 

この治療が半年続きました。

これで治ったわけではないのです。
私の場合、誤診で6日の経過がありましたので、

痛みの後遺症が
残ったのです。

そのために痛み専門のペインクリニックに通うことに。

 

そこでは長い注射針を深部まで差し込んで治療します。
しかし、そんなもの打ち込んで神経を切ったりしたら?!
と考え、飲み薬だけで完治を目指しました。
「ほんとに飲み薬だけでいいんですね」
と、言われたんですが、周りの患者に聴いたら、

その注射を
やっても完全には治らない人もいるとのことでした。

 

この飲み薬は強力なので胃の弱い私のようなものには難敵です。
しかし飲まないわけには行きませんので服用を続けて、
半年でほぼ治りました。

しばらくは気圧の変化の激しいときには
症状が出ましたが、現在は完治しています。

この病は免疫の低下で発症するようです。
高齢者の三人に一人はなるそうですが、できることなら
避けたいものですが、こればかりは人間の力では。

 

今思うことは、あのまま整形に行っていたら、

現在どうなって
いただろうと思うと、ぞっとしますね!!

考えをめぐらす~情報を収集する~判断する~自分を信じる
これかなと思います。

出たとこ勝負!!でしょうかね。
いずれにしましても年を取れば何らかの病にはかかるものと
覚悟して、その上で、健康管理をしっかりしていくことかなと。
長生きするということは病も覚悟して生きることかなとも
思います。

まずやれやれ・・・と思ったら、今度は?