ご老幸の言葉杖

長年の間に書き溜めた言葉達『人生の応援歌』。老いゆく自分に、そっと付き添ってくれた希望や夢や勇気の友です。

エモーション

1秒カシャどうしたの・・・
  寂しい光景をみると、優しさが湧く
 
~一本の草の独り言~
 
*みんなと違う場所でも、出れた僕。
お日様だって喜んでるよ。
風さんも優しく頬を撫ででくよ。
皆んなもいってくれるよ「よく来たね、頑張ったね」
(生まれてよかった)
 
さて、どちらでしょう? 上か下か
 
1秒カシャ元気1発!
 頑張っているものを見ると、元気が出る。
 
何でそんな鉄管の中から出てきたんだろう。
それって、無理じゃん!
「何処でも顔を出せれば僕の価値」
諦めない気持ちを教えてくれた一本の草
 
ソノモノを見た瞬間に「感じた気持ち」で選択されます。
あるものを見たときの感情は、その時の自分の心を創出
します。
ですので、悲しい出来事があったときには、寂しく感じ、
意気消沈しているときには、頑張りと捉えます。
見た人は見たときにどう思うかは、その時の感情や
捉え方にあるということですね。
脳を元気にし、こころを穏やかにするには、
その時の自分の気持に寄り添うということが、
大切なことだと思います。
 
「おや・・・・・・?何だろ」
と、見たものがこれでした。
今の時期は、夏草や兵どもの、ではありませんが、
どこもかしこも雑草が生い茂ってます。
雑草の強さは凄いと常々思っていますが、
そんなことを考えながら今日は下向けした!
で見つけたものは・・・・・・。
これって、多分、鉄管でしょう。
何のために打ったのかはわかりませんが、
もともとここには家がありました。
取り壊した後に忘れたもんかもしれません。
この五センチぐらいの鉄管の中から一本の
草が伸びています。
この鉄管の打たれた深さがどのぐらいかは
わかりませんが、鉄管の周りの草の根が伸びて
きたのだろうと、想像しますが。
面白い想像ですと、
隣の雑草の根が伸びたら鉄管にあたってしまった。
「なんだ!これは」
根っこは鉄管の周りをぐるぐる回っていましたが、
仕方がないので、
根っこですから下に潜っていきました。
すると、「あれ、鉄管がないぞ」
と、鉄管の下部からどんどん伸びて、
「わ~~いたのしいな」
ぽんと出たのがここでした。
「あれ、あんた、そんなところから?」
こんな感じに思えましたが、さて、真実は
どうでしょう。
もっとも、ここでは真実はどうでもいいのです。
この対象を様々な角度から
想像することが大切なんですが、
この想像の力が生活の中で大きな力となるでしょう。
 
ここから発展させてできることは、
童話なんてどうでしょう。
「根っこくんの冒険」とか・・・・・・。
また、心の楽しみをつくることもあるでしょうね。
つまり、
この一本の雑草の明日に夢をもたせるとかですが、
「どのへんまで伸びていくんだろうな」とかですね。
もっともこの一本の草の発見で十分に脳は活発にされて
いますからいいのですが。
 
このように、一つのことから、色々なことを
考えること、気づきを得ること、
想像の世界を広げていくことから
心と脳を元気づけてくれるのではないでしょうか。